イースター
イースターはイエス・キリストが十字架にかけられて亡くなったてから三日目で甦えったことを記念として祝うキリスト教信者にとって一年で最も大事な日です。その上、無宗教の人もイースターを祝るので、クリスマスの次に最もよく祝われている祝日になります。
イースター期間はクリスマスの日と違い祝日の日付が決まっていなので、年によって日付が異なりますが、毎年必ず春分の日後の最初の満月日の次の日曜日がイースター機関の最も重要な日です。よって春分の日の後の最初の満月日が最も早ければイースターの日曜日は3月22日になり逆に最も遅ければ4月25日になります。今年(2015年)は早い方であり、4月4日になりました。イースター期間は灰の水曜日つまりイースターの日曜日より40日間前から節食で始まります。イースターの月曜日に昔からある春祭りと重ね様々な伝統的な行事をしています。この習慣について少し説明をさせていただきたいと思います。
地域によって習慣は少し異なりますが、イースターの月曜日までに女性はゆで卵及び卵の殻を飾ったり子羊の形のケーキを焼いたりし準備をしています。
男性は柳の小枝でpomlázka(ポムラーズカ)という棒を編み、先端に様々な色のリボンをつけます。そしてイースターの月曜日になりましたらポムラーズカを手に持ち女性がいる家庭を午前中に回ります。そして女性がいる家にたどり着いたらインターホンを押しイースターキャロルを歌いながら女性のお尻をポムラーズカで軽く(人によりますが)叩きます。そうすると、その女性はその年に花のように枯れないで元気で生きていると言われています。
女性は返礼として自分で飾った卵、また最近は卵、ウサギ、子羊の形のチョコレートもかなり人気がありますが、それらを男性に渡します。あと、男性がすでに大人でしたらSlivovice( スリボビツェ)というプラム酒をその場で飲ます習慣が特に田舎の方にあります。そして地域によっては午後中に女性は男性を冷水をかけることもしていますが、それほど一般的ではありません。